「ハルハル(하루하루)」とは韓国語で「一日一日」という意味です。日々の生活や思ったことを綴ります。

ハルハル日記

観劇・映画・落語・・・

寄席@鈴本演芸場

投稿日:

2007/04/13 金
深夜、1時半頃、そろそろ寝ようかと思ったら、いきなり電話がなった。
出てみたら、大学時代の友人。
「よっぱらってんの?」と聞くと、「いま、○○駅~」
どうやら、電車でうっかり寝過ごしてうちの近くに漂着してしまった模様。
行く宛ては、他にもあるようだが、私に電話をくれた手前、ヨッパライ娘を
見離すことはできない。
「おいで」と言って電話を切ってから、慌てて部屋の掃除・・・。
人が来ないと部屋が片付かないから、ちょうどいいか。
必要最低限の片付けのみだけど。
昼過ぎまで、ゆっくり寝て、ブランチを作る。
ごはん、わかめと豆腐の味噌汁、キャベツとエリンギと豚肉のオイスターソース炒め。
誰かが家にいると楽しい。
いろんなおしゃべりをして、のんびりしてから、一緒に家を出た。
私は、御徒町にある鈴本演芸場へ。
大好きな柳家花緑師匠が主任を務める寄席。当日券が17時頃行けば買えると
いう情報があり、行くかどうかずっと迷っていたのだけど、行くことにした。
ちょうど、最近落語の面白さに目覚めた友人が広島から出張で来て、一緒に
行きたいというので、チケットを二枚買った。
前座とかはまあ、いいか・・・と思って、18時頃に会場に入り、演目を見て
ちょっと後悔。紙切りを見損なっちゃった。あれ、すごい楽しいのにな。
寄席は独演会と違い、いろんな人の噺が聞けるし、合間合間に漫才や紙切り、
マジックや曲芸、三味線漫談とか落語以外のいろんな芸を見れるのも楽しみ。
でも、今日のお目当ては花緑師匠の「子別れ」という噺。
この噺は長いので、普通は通しでやらずに一部だけやるのだが、今回は
「花緑まつり」と称して、上中下を全てぶっ通しで1時間半。
人情物のいい噺なので、万が一泣くときのためにと、ハンカチを用意したが、
まあ、泣かなかった。
花緑師匠が落語やっている時って、その登場人物が乗り移ったかのような
迫真の演技というか、声色はもちろん、顔の表情まで違って見えるのが、
スゴイ。女性は女性らしく、子どもは子どもらしく、与太郎は与太郎らしく
隠居は隠居らしく・・・。
今日もたっぷり堪能した。
今回、私が楽しんだのは・・・
【落語】・林家彦いち「みんな知っている(新作)」→ 途中から。
    ・柳亭市馬 → 演目忘れた。覚えている人教えてください!
    ・林家たい平「あくび指南」→ おもしろかった。
【太神楽曲芸】・扇家勝丸 → 思わず応援したくなる・・・。
【落語】・橘家圓太郎「馬の尾」 → 展開が読めたけど、まあアリ。 
    ・林家正蔵「豆腐小僧」 → いまいち。
    ・柳家花緑「子別れ(通し)」 → さすが、花緑師匠!
後ろの席の小学生と思しき女の子がげらげらあははは笑っていて、とっても
楽しそうだった。花緑師匠は若いし、にほんごであそぼなどNHKの番組で
「じゅげむ」とかやっていたので、最近はお子様に大人気だ。
5~6年前までは、若い女の子はいても、お子様の姿はなかったのに、最近では
会場をぐるっと見渡すと数人親に連れてこられった小学生くらいの子どもがいる。
落語の楽しさ、言葉の面白さ、伝統芸能に親しむ心、そんなものを子どもの
頃から感じてもらえたら、嬉しい。
けど、落語ってうっかりあわてんぼうの粗忽者とか、あほっぽい与太郎とか、
吉原の女郎を買いに行く噺とか、大酒飲んで酔っ払う噺とか多いから、
子どもの教育上どうよ、という思いもなきにしもあらず。
22時頃、大学時代の友人が新宿3丁目の沖縄料理屋「海森」で飲んでる所に合流。
美味しい沖縄料理とオリオン生ビール、泡盛を楽しんでいたら、終電ヤバイ時間に。
友人が泊めてくれるというので、安心していたら、友人の家に行く終電も
ヤバイ時間に。
友人がタクシーで帰ろうといってくれたので、また安心していたら、結局
始発を待つほうが経済的な時間になってしまったので、飽きたらめて4時半
まで店でねばって始発で帰宅。

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