「ハルハル(하루하루)」とは韓国語で「一日一日」という意味です。日々の生活や思ったことを綴ります。

ハルハル日記

おでかけ

二日目@御蔵島

投稿日:

2007/06/01 金
朝、早起き。
朝ごはんを食べて、バンガローを引き払う。
HさんとSちゃんは山ガイドさんと出かけたけど、私はお金がないので行かなかった。
■稲根神社
http://isawob.hp.infoseek.co.jp/haruharu3/inane.JPG
まだご挨拶していなかったので、島の氏神様の稲根神社に向かう。
また来た旨を伝える。お掃除をしていたおばあさんとしばし立ち話。
緑深い神社は海からの風で巨樹がさわさわ揺れる心地よい場所。
海の底から拾ってきて積まれた玉石の階段が素敵。
■タンテイロ巨樹の森
毎回行く、タンテイロの森。大きな木に囲まれているのに風が吹き、鳥達が
にぎやかにさえずる素敵な森。一人で行くのは少々心細かったけど、どうしても
今がシーズンのミクラミヤマクワガタが見たくて行った。
去年と同じように、心の中で「ミクラミヤマクワガタを見せてください」と
お願いしながら登っていったら、去年と同じ場所で二匹のオスと出会った。
小さくて黒光りしていてかわいい。土の中で2年近く過ごし、飛べないし、
木にも登れないクワガタだ。人に踏まれないように山側にそっとずらす。
神様見せてくれてありがとう。取らずに撮ってね。密漁厳禁ですぞ!
http://isawob.hp.infoseek.co.jp/haruharu3/mikuramiyama.JPG
■西川の水汲み場
空いたペットボトルを握り締めて、山のほうへ向かって水汲み場へ。
勢いよく流れている水場の水はそのまま飲んでもオッケイ。
水を汲んで、海を見ながら水を飲む。御蔵島のお水は本当に美味しい。
体が透き通るような、浄化されるような気持ちになる。
深い森で生まれた清らかな水。
■今晩の宿 
今晩の宿の前を通りがかったら、もう荷物を運んでもよいとのこと。
観光案内所から預けていた荷物を引き取り、宿へ。
荷物を自分の部屋へ運び、久しぶりの畳に横になっていたら、宿のお母さんが
「ご飯が余っているからチャーハン作ってあげようか?」だって。
外食しようかと思っていたから、本当にありがたい一言だった。
隣の部屋の女の子3人組と話を交わす。午後は一緒にイルカ船に乗る。
■イルカ船
海豚人丸に乗船。宿のお父さんをはじめ、みんなに無理だといわれて、今日は
とうとうウェットスーツを借りてしまった。裸族の道は遠いな・・・。
今日は波も荒れ気味だし、日が陰ると本当に寒かった。
イルカもあまりいなかった。
http://isawob.hp.infoseek.co.jp/haruharu3/mikura1.JPG
でもこの景色を見るだけで私は幸せ。
島全体を緑でスッポリ包んだような景色。あちこちから流れ出る白い滝。
その時、わかった。
私、イルカだけでこの島に来ているんじゃないって。
同時に午前も午後も明日の午前もイルカと泳ごうとしている人に違和感を覚えた。
船に乗ってこの島の緑を見ること。
青い空や白い雲を見上げること。
太陽の日差しの暖かさを肌で感じること。
波に体を預ける気持ちよさを感じること。
海原に生きるイルカや魚に近づくこと。
巨樹の森で風の歌を聴き、鳥の歌を聴くこと。
大空を舞い、巨樹に守られて生きるオオミズナギドリに思いを馳せること。
海と三宅島を眺めながら夕焼けを待つこと。
満点の星空の下で明日を考えること。
里で島の人と話をすること。
私にとっては全てが魅力。
だから、私はまたここに来る。
4年目の今年も、多分これからも。
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http://isawob.hp.infoseek.co.jp/haruharu3/omizunagi.JPG
桟橋とオオミズナギドリ
■イルカ後
お風呂に入って生き返り、ビールを買って海を見ながら外で飲む。
宿の夕食は豪華。明日葉や海の幸満載。ゆでたゾウリエビ、石鯛とイカの刺身、
イカの天ぷら、キンメダイの味噌汁などなど。美味しかった。
少人数の宿なので、隣の部屋の子やお父さんお母さんともいろんな話をして
一人ぼっちで寂しいと思っていたけど、救われた。
明日、何しよう。そう思ってたら、お父さんがタカベの網引きに行くというので
連れて行ってくれと頼んだ。「あんまり女は乗せないんだ。ダメだよ」と
最初は断られたけど、「じゃあ、仲間がいいって言ったらな」という条件付で
オッケイをもらう。明日は4時出発だ~!起きられるのか?私?

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