2007/05/31 木
2等和室。
みんなでゴロ寝。
毛布は借りずに持参した寝袋にもぐりこむ。
左一個あけておじさん。右は女の子。
どっかから聞こえるいびき。
寝息を聞いていたら眠れるかな？と思うも眠れず。
耳栓した。･･･それでも眠れず。
アイマスクした。･･･やっぱり眠れず。
なんでみんな眠れるの？
なんであたし眠れないの？
あんなに疲れててあんなに眠かったのに。
電気がついた。
朝5時。三宅島到着だ。ああ、敗北感。
甲板に出てみた。いいお天気！
御蔵島も条件解除。確実につける。
しょうがない、テンション切り替え。
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桟橋にイルカ船の船長さんの車とお迎えが来てくれていた。
「はじめまして」だけど、今日明日とお世話になるHさん。
彼らが泊まるバンガローに今日は一晩泊めてもらう。3食も作ってくれるらしい。
■午前中 イルカと泳ぐ
Ｈさんが作ってくれた朝ごはんをＳちゃんと3人でいただいてから海の準備。
今年初泳ぎだ。（その割には眠れなくて疲れ残ってるし）
吉祥丸に乗り込み、海に出たら桟橋のところで早くもイルカの群れに遭遇。
桟橋近くでの遊泳は禁止されているので、残念ながら飛び込めず。
赤ちゃんイルカ発見♪
今回のベストショット（後ろにいるのはＨさん）
ああ、行っちゃうのね～。
後半はあまり遊んでくれず、イルカの姿も探せず。
でも、船長さんがオススメの場所で泳がせてくれた。
いろんな魚が泳ぎ、きれいなイソギンチャクがたくさんいる場所だった。
御蔵島の海にこんな場所があったなんて、4年目にして初めて知った。
今年は黒潮が遠のいているらしく、むちゃくちゃ寒い。
水も冷たいし、特に船に乗っているときは風も強いし、日が陰ると泣きそう・・・。
こんな日にウェットスーツ着てないって無謀？
イルカ船を降りてから、200円握り締めて温水シャワー。
短時間ながらも温水のおかげで生き返る。
昼ごはんは明日葉を摘んでゆでて、鯖缶と混ぜて醤油風味のパスタ。
ナイスアイディア！美味しかった。
■午後 社会科見学（ゴミの処理について）
ＨさんとＳちゃんが、島のＭさんからゴミ処理について学ぶ？というのを聞いて
私も便乗することにした。Ｍさんが車で迎えに来てくれて、まずは缶を捨てに。
機械がプレスして紐がけして、島外に。缶はつぶさないで捨てること。
次は生ゴミ。機械で堆肥にする。各家庭では生ゴミを冷凍しておく。
貝殻は生ゴミではないので注意。
そして燃えないゴミ。ビンや大型ゴミもここ。
緑が切り開かれた場所に山積みのゴミ。土にも返らない。捨てるのに心が痛む。
ゴミの山の向こうに見える青い海。
最後は燃やすゴミ。ビニールやダンボールもここ。
焼却炉で燃やしてから、灰は袋詰めにして島外へ。
うーん。小さい島だけにゴミは大きな問題。こうやって一度に見られる機会を
得られてよかった。観光客として訪れる私達も自分達が持ち込んだゴミの
行く末まで思いをよせてみてはどうだろうか。
御蔵島の自然や暮らしを守るために、訪れる人全てが桟橋到着後まずゴミ処理
施設を周らなくちゃいけないってことにするとかね。
後は、島での排水が気になる。
■あび 
■かの実
島の言葉であびは野いちご、かの実は桑の実。
どちらも今がシーズンであちこちで見られた。摘んで自然の恵みをいただいた。
甘くて懐かしい味。
■稲佐のオオジイ
御蔵島には立派なスダジイの巨樹がたくさんあるけど、私、このスダジイが
一番好きかもしれない。島を訪れるたびに毎回会いに行く。今回は行けないかと
思っていたけど、Ｍさんのおかげで会うことができた。いつ見ても素敵。
■夕食＆カンブリ
夕食は海と夕日を見ながら。
・具沢山トマトのスープ（玉ネギ、人参、高野豆腐、大豆入り）
・ご飯
・レタス（Gさんの畑のおすそ分け）
おなか一杯になったけど、Hさんのお友達と一緒に島内唯一の居酒屋Camburiヘ。
いろんな話をしながらゾウリ海老のフライなどで生ビール！
Hさんの友達におごってもらう。ゴチソウサマでした。
突然の雷雨にビックリしつつバンガローに戻り、就寝。
船と同じで硬い床で寝袋だけど、今日はコテン・・・。
一日目＠御蔵島
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