「ハルハル(하루하루)」とは韓国語で「一日一日」という意味です。日々の生活や思ったことを綴ります。

ハルハル日記

おでかけ

森での一日目

投稿日:

2006/08/10 木
夕方、18時半に赤城に着くように15時過ぎに家を出た。
スタッフは二人。森の遊学舎代表の野人王と私。まあ、彼は大学時代からの
友人だし、これまでも彼の団体でスタッフ業務は何度か手伝っているし、
守小屋に行くのも4回目なので、気持ち的には楽。
まず、赤城駅近くで夕食を。海無し県の群馬で海鮮丼を食べた。
そして、必要なものやキャンプでの食材を購入してから森へ。
くねくね川に沿って曲がっている真っ暗な山道を上がり始めてすぐに、
何かが目の前に走っていった。犬?慌てて止まって、また進み始めると
なんとメスの鹿だった。野生動物はたくさんいると聞いていたけど、会えたのは
初めて。鹿は目の前で、急な崖を駆け上って森に帰っていった。
はぁ・・・感激
守小屋に着いた。一ヶ月ぶりに人が入る小屋は長雨のせいか、かびていた。
まずは川の水をひきいれ、床を雑巾がけ。
外に出たときに、野人王が何かを見つけた。
な、なんと子ウサギだった。手を伸ばせば触れるくらい近づいても、
懐中電灯に照らされて、真っ黒なつぶらな瞳でじっとこっちを見ているだけで
微動だにしない。固まっている。
なんてキュートなの!手のひらにのっかるくらい小さい黒いもこもこ。
ああ、触りたい!連れて帰りたい!
でも野人王に触ってはいけないと念押しされ、諦め。
野生のウサギに会うのも初めて。今宵は満月の翌日で月がとっても明るいから
動物たちも夜の散歩に出てきたのかな。はぁ・・・超感激
それから、ストーブに火を入れる。この季節でも朝晩はかなり冷え込むので
煮炊き以外の暖取りにもストーブが必要。
まずは私がマッチ10本で火をつけるのに挑戦。火起こし名人の野人王は横で
静観。何度かやっているはずなのに、難しい!しかも薪が湿気ているし。
全然つかなくて、悔しいけどギブアップ。
野人王にレクチャーしてもらい再挑戦。
今度はナタを使って薪を細く割り、準備もちゃんとしてから組む。
ちゃんと教えてもらってからはすんなり火がついた。自分でつけて燃え上がる
炎を見ていたらとても嬉しい気持ちになった。幸せだ。

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