2004/11/30 火
今日はベターホームのお魚料理の会。
いつも行っている時間に行けなかったので振り替えしたんだけど、都内の教室が
どこも満員で、何度も問い合わせたけど結局横浜しか開いていなかった。
横浜・・・会社からは１時間弱で行くけど、家までは２時間だわ･･･
それに日曜日に行ってきたばかり。また～？って感じ。交通費も結構かかる。
行きの電車の中でずっと座れず眠くて眠くて立ったまま寝ていたら、電車のドアに７回くらいゴチンゴチン頭をぶつけた。恥ずかしいよりも痛かったさ～。
今日のメニューは、バッテラ寿司と鯖のおろし煮と白身魚の吉野椀。
鯖って寄生虫がいるって聞いたことがあるからあんまり自分で料理しようとも
思わないけど、すごくきれいでぷりぷりで大きくて新鮮で青々した鯖だった。
たまたま私のテーブルに２５日の麺を打つ会（こちらも振り替え）で同じテーブル
だった人がいて、偶然にびっくり。全く初めての人ではないので、雰囲気もよく
楽しく調理できた。
鯖を洗っていたら、なんだかとってもかわいく思えてなでなでしていたら、
鯖に刺された･･･というか鯖の背びれか腹びれかしらないけどなんか堅いものが
突き刺さって手のひらから血が出た。鯖にやられた･･･厄だ。
バッテラは鯖の虫を殺すために塩漬けして酢で洗って、４８時間冷凍するらしい。
すご～い。三日前から準備しなくちゃいけないってこと？無理だ無理。
昔、母親がしめ鯖作ってたことあったけど、４８時間冷凍したかしら？今度
会ったら聞いてみよう。（聞かない方が幸せのことも･･･）
肉厚のバッテラは本当に美味だった。もっと時間を置けば味がしみこんで美味しい
らしい。一度はやってみようかなぁ。しかも鯖は今が旬らしい。
鯖のおろし煮はものすごく美味しくて、やってみたいなあって思った。
鯖を三枚におろしてから小麦粉つけてあげて、それを軽く甘酢で煮て大根おろしも
入れる。よく学食とかで出そうなご飯の進む味。鶏のからあげでやってもすごく
美味しくなりそう♪おろしが雪みたいできれいだし、その上に細かく切った
あさつきを飾って彩りよくね。
それから、吉野椀。今日は鯛を使って、春菊としいたけをお供に。
鯛は薄く削ぎ切りしてから塩で下味をつけた後、片栗粉をつけてゆでる。
臭みがなくなるし、つるんとした食感で美味しい。昆布と花鰹でとっただしは
上品なうまみ。吉野っていうのは本当は吉野葛のことなんだけど、片栗粉で
代用してもよいっていうことみたい。吉野葛は高いからね＾＾；
今日も楽しく作って美味しく食べた。
けど、終わったら２時間かけて帰らなくっちゃいけない(T0T)
やっと座った電車で隣は変なおじさんが座っている。終点なのに降りずにずっと
座っている。３人がけの端に座って真ん中には大きなバッグを置いてうとうと。
しかもパンをくちゃくちゃ食いながら寝ている。おいおい・・・。
隣に座らない方がいいかな？と思ったけど別に身なりとかはホームレスとか
みたいじゃなかったから、ただこのおじさんは少しマナーが悪くて疲れて眠い
だけだろうと思って我慢した。おじさんは食べ終わったパンのビニール袋を
車内にそのまま捨てた。おいおい！
そしてうとうとまた寝始めたのはいいけど、途中で私の方にがーっともたれ
かかって来た。最悪。二人分場所取ってるくせに。それじゃまだたりねーのかよ！
髪があたしの腕につく。やめて～！ふけがつく。（まじで）
もう我慢の限界で間に紙を挟んで何度か押し返した。あ～やだやだ。
そんな電車の中でもいろいろ考えていた。彼女はなぜ亡くなったのか。
実は、今日の昼に地方にいる友達から、友達が亡くなって上京したから泊めて
欲しいと連絡があったのだ。その亡くなった友達というのは親しくはないが
名前はよく知っている。なぜ亡くなったのかまだ聞いていなかった。
自殺？他殺？事故？病気？まだ若いのに･･･。
その時、ふと前に立っているおじさんの新聞の記事にネットで知り合った人の
練炭自殺の記事が目について･･･「まさかね」って頭の中で首を振った。
夜遅くなって家に友達が来た。詳しい話を聞くと、その「まさか」だった。
どうしてだろう。
それしか方法がなかったのかな。
どうしてだろう。
それで辛さから逃れられたのかな。
どうしてだろう。
生きてるよりも死を選ぶことの方がパワーが必要なのに。
どうしてだろう・・・。
仲のよかったその友達もまだ実感が湧かず混乱しているようだった。
自分で死んではいけない。
私は断固としてそう思う。
人には人の理由があり、人には人の事情があり。
人には自分しか分からない辛さもあり。
それは分かっているつもり。
でも死なないで欲しい。
死なないで欲しい。
それだけ。
お願い。
