超前向き

2005/10/20　木
そういえば、おととい大学時代の友人と3人で会った。
私は会社から帰る間際に誘われて飛び入り参加した。
新宿で会った友人は風邪ひきそうなのであったかいものが食べたいというので
韓国料理を食べに行くことになった。
あまり遠くまで行きたくなかったので職安通りくらいでと思っていたのだが
以前、プデチゲを食べたことがあってアジョシがかなりお茶目で気に入った
「チャンナムチプ」でプデチゲを！と思っていたのに、まさかの三連休。
普通、年中無休、24時間営業が多い韓国料理屋でこんなことがあろうとは！
仕方ないのでもっともっと歩いて大久保通りまで。
Ｋ次長がオススメの「金家ね」に行くか、Ｋ課長がオススメの「かぼちゃ」に
行くか悩んだあげく1階にある「金家ね」へ。
「ヘムルタン（海鮮鍋）と「キンパプ（のりまき）」と盛岡冷麺のような
「チョルミョン」を注文。
まずはパンチャンといわれるおかずが数種類出てくる。
ホウレンソウとタラの天ぷらのようなものとカットゥギ（カクテキ）など。
美味しい美味しいと食べていた時、とんでもないものが目に入ってきた！
ホウレンソウに虫が！多分生前は白かったであろうそのお体はホウレンソウに
染められてほのかに緑色！しかもしなびてる？いや～ん。
店員を呼んで虫がいることを伝えると、店員も「ギョッ！」って表情！
厨房でも料理を作ってる人達が見て「ギョッ！」
幸いなことに私達は虫を見ても「ギャーーー、ダメーーー！」って叫ぶような
かわいらしいタイプではないので、「ま、それだけ新鮮ってことよね？」
「食べちゃってもたんぱく質だから、栄養あるよ」なんて平気でしゃべってた。
店の奥から若いけど責任者のような人が出てきて、謝るのかと思いきや
「あの虫は野菜についていたもので、それだけ野菜が新鮮だという証拠です
　ので、安心して食べて下さい。新しいもの持ってきました！」と
たっぷり新しく持ったホウレンソウを持ってきてくれた(´・ω・`)
え～と・・・。
え～と・・・。
明るいですね。その態度になんだかこっちまで楽しくなってきました。
日本だったら、厨房→平身低頭平謝り。
お客→「まあまあ、虫がついてるってことは新鮮な証拠だから、まあいいよ」
っていう図式だと思うんだけど、まあこれだけ店の人に朗らかに宣言されて
しまうと別に文句も言う気はなかったけど、既に言う気力もないよね。
「明るさ｣は世界を救うかもしれないね。超前向きなのはいいことだ。
そういうところがもろ韓国っぽいなあ～と思うのだ。（←ここにはマイナスな
感情は一切入ってないヨ。その後、他のおかずを持ってきてくれたり、サービスで
ムール貝をくれたり、会計の時にちょっと優遇してくれた）
チョルミョンは久しぶりに食べたけど美味しい♪日本では食べたことないもん。
冷たくてスパゲッティーくらいの太くてこしがあって、野菜がたくさん入って
いる。真っ赤なタレがかかっているけど、どちらかというと甘い。
キムパプは日本と違い酢飯ではない。中にたくあん、ハム、卵、ホウレンソウ、
ごぼう、人参などが入っていて、胡麻油の風味の韓国海苔で巻いてある。
これ、美味しい。くせになる。私はチーズ入りが好きだけどね＾＾
そして、ヘムルタン。いろんな海産物が入っていた。
なんとなく甘い味付けだったけど、いいおだし出てた。友達も美味しいと
満足してくれたみたいだったのでよかった。
結構、満腹～って言ってるときに、なんと上司のＫ次長とＫ課長登場！ビックリ！
会社からも家からも離れているので、すごい偶然。
それもこれも「チャンナムチプ」が休みだったからだなあ。
そして「あちらのお嬢さん方に」ってキムチジョン（いわゆるチヂミね）を
上司が私達用にたのんでくれた♪おなかいっぱいだったけどありがたくごちになった。
なんか、こうゆうところも、韓国っぽいなあ～と思った次第。