「ハルハル(하루하루)」とは韓国語で「一日一日」という意味です。日々の生活や思ったことを綴ります。

ハルハル日記

毎日のこと

バリウムと蕎麦とテジカルビ

投稿日:

2004/12/06 月
今日は健康診断の日。朝から御茶ノ水にある病院に直行する。
全ての検査が終了するまでに3時間半もかかった。
血液採種も怖いし、体重の増加も怖いけど、やっぱり一番怖いのはバリウム。
一番嫌いなのは発泡剤を飲む時。あんな少ない水じゃ足りない!
そしてバリウム、まずい!昔ほどどろどろしてないイメージがあって、若干飲み
やすくなっているような気がするけど、まずいものはまずい!
しかも、あれなに!ゲップするなって!出るっちゅうねん。(耐えたけど)
あれがビールだったらごくごくいけちゃうんだけどね~。
それに、ぐるぐるぐるぐる回転させられて・・・髪は乱れるし、気持ち悪くなるし、
いい加減にしてくれって感じ・・・。昨日の20時から何も食べてないのにすでに
満腹・・・。
病院を出てから、蕎麦打ちの師匠の店に行った。神田錦町更科
この店は伝統があるからか結構強気の営業時間なのだ。月から金の平日のみ。
時間も11時くらいから16時くらいまで。近くで働いていないと食べに行くのが
難しい店だ。だから毎年健康診断でお茶の水に来る時には師匠にあらかじめメール
して食べに行くことにしている。バリウムで膨れた腹には蕎麦くらいがちょうどいい。
お昼時だったので、店の外には長い列。商売繁盛。ちょっと減るまで待とうという
ことで近くのコーヒーショップでソイラテなるものを飲む。豆乳で作ったラテ。
なんだか豆臭かったけど、健康にはよさそうだ。
さすがに13時過ぎると列は短くなっていて、店に入れた。入れたけど相席。
でも全然客が途切れない。あまりに忙しそうなので師匠に声をかけるのもはばかられ
そのまま二色もりを注文。
更科系列の店はみな変わり蕎麦が得意。御前粉と呼ばれる蕎麦の芯だけを使った
真っ白い粉を使ってそれに季節ごとにいろいろな食材を混ぜ込んで、色や香りが
いい蕎麦を打つのである。(私はこの夏みかんの変わり蕎麦で蕎麦に目覚めた♪)
今日の変わり蕎麦は「きんかん」だった。金柑の粒々が残り、かすかに甘く、柑橘
系の香りがすごく豊かで甘いつゆによくあう。美味しい!
もり蕎麦も腰があって美味しい。さすが師匠でござる。(機械切りだけどね)
とにかくゆで方が上手くないとあんなに美味しくはならないよなぁ~。
そして師匠にご挨拶してから店を後にした。


師匠に直接蕎麦を習って年越し蕎麦を自分で打ちたい方・・・朗報です。
12月18日(土曜日)に千代田区内神田の集会所で講習会あります。
時間は ①9:30~11:30、②12;30~14:30、③15:00~17:00
会費は 4000円。蕎麦400グラム打てます。
講師は 神田錦町更科四代目、江戸神田蕎麦の会代表、江戸ソバリエ認定委員の
    掘井市朗師匠。
定員は 各20名だそうです。
ご興味のある方は是非どうぞ。質問がある方はコメントに書いてくだされば師匠に
聞いておきますよ。
手打ち蕎麦の会の宣伝はともかく・・・。
今日はメッセンジャーでヨンゲ君と少し会話していたら、一つ謎が解けた。
ヨンゲ君と私、4歳違うし、姉妹校出身とはいえ重なっていないので普通だったら
会う機会がないはずなのにどうして友達になったのか・・・自分でも全く記憶になかった
のだ。でも気付くとよく遊んでいた。
彼に聞いてみたら・・・97年に、うちの大学の留学生が来た時に、ソウルのヤンジェ駅の
文化センターで初めて会った。詳しい経緯は覚えていない。と言った。
私の行動範囲から言ってヤンジェなんてそうそう行くところじゃない。
・・・そしたら、思い出しちゃった。
なんで、私があの時ヤンジェくんだりまで行ったのか。どうやってヨンゲ君と
知り合ったのか。
それがまた腹の立つ話で・・・
うちの大学の後輩達が研修に来たけどまだ言葉もあまりしゃべれず、でもチューター
たちが都合が悪いとかで、どこにも案内できない週末があった。そこで卒業生の
私に連絡が来て、ソウルにいるんなら焼肉屋でも連れてってあげて欲しいって
言われた。
顔も見たことのない後輩のために、私はわざわざヤンジェまで出向いた。
その日は暑かったな・・・。
そして、彼らは焼肉が食いたいと言った。
私は焼肉屋で豚のカルビ(テジカルビ)を注文した。安くて美味しいからだ。
牛肉は冷凍が多いし、そうでない牛カルビはむちゃくちゃ高い。私は韓国の人が
普通美味しいと食べている豚肉の美味しさを彼らにも知って欲しかった。
だから好意で豚肉を選んだ。
なのにね、なのにね、やつらは・・・やつらは・・・
「牛肉をたのんでくれなかった。牛肉食わせろ」
なんつうことを言った。後で文句を言った。さも私がケチで牛肉を食べさせなかった
かのようなことを言った。ちゃんと説明しただろっ!豚肉がうまいんだよ!
・・・そして二度と見ず知らずの後輩のために時間を割くのはやめようと誓った。
・・・そしてその時に彼らを引率していたヨンゲ君に同情した。その時に出会ったん
だねえ。あは。思い出した。
・・・そして今でも声を大にして言うぞ!テジカルビは美味しいっ!牛肉だけが焼肉
じゃないっ!!!
・・・今も「モイセ」あたりで日本人の友達相手に同じ主張をしている私がいること
も気が付いた・・・。おそらくこの出来事がトラウマになっていると思われる(苦笑)

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