「ハルハル(하루하루)」とは韓国語で「一日一日」という意味です。日々の生活や思ったことを綴ります。

ハルハル日記

毎日のこと

知らなかったよ~

投稿日:

2005/09/27 火
普段は通勤電車の中では本を読んだり、考え事(妄想?)をしているのだけど、
今日は珍しく携帯電話からインターネットニュースを読んでいた。
そしたら、ショッキングなニュースを2つ発見。
一つは大好きなイルカに関する記事。
もう一つは韓国のキムチに関する記事。
一つ目の記事の掲載ページ 

軍用イルカ、ハリケーンで逃げ出す
       =毒矢装備、ダイバーに危険も-英紙
英紙オブザーバー(電子版)は26日までに、超大型ハリケーン
「カトリーナ」が8月末に米南部を襲った際、米海軍が飼育する
軍事用イルカがメキシコ湾に逃げ出した可能性があると報じた。
イルカは水中でウエットスーツを着た人間に向けて毒矢を放つ
訓練を受けており、ダイバーやサーファーが襲われる恐れがあると
懸念されている。
           (時事通信) - 9月27日7時1分更新

軍用イルカかぁ~。
昔、アメリカでイルカに魚雷つけて敵の潜水艦に突撃させる訓練をしているとか
なんとかそういう話を聞いたことがあったけど・・・。
ちょっと調べていたら軍用イルカについて書いてあるこんなページを発見。
先のイラク戦争にも軍用イルカが活躍したとか。アメリカ軍のサンディエゴの
施設内ではイルカ・アシカを繁殖、訓練させていて、現在250頭がいて、
海のカナリアベルーガも二頭いるのだとか・・・。
実際には海の地雷といわれる機雷の位置の検出、除去作業の補助、人食い鮫を
追い払ったり、陸までの最短の安全ルートを探したり、不審船の警戒などの
任務についているのだという。
施設内で生まれ育ったイルカやアシカ。
彼らは広い広い海を自由に泳ぐ自由も知らない。
訓練を受け、人間のために危険な機雷を発見したり、人間と共に暮らす人生。
人間にとってはとても役に立つ「相棒」かもしれないけど、人間の戦争に
彼らを巻き込むこと、彼らの人生を使うことはどうなの?
すごいストレスで人間不信になっている元軍用イルカがいることは、以前
テレビで見たことがある。
けど、それを言ったら、水族館のイルカショーやアシカショーも・・・。
私は動物が大好きだけど、だからこそ見たいし触りたいけど、でもだからこそ
オリや水槽に閉じ込めることはかわいそうだとも思うし・・・ジレンマ。
そしてこのことを考え始めると、昔、学校で習った高村光太郎の詩、
「ぼろぼろな駝鳥」が頭に浮かぶ。

ぼろぼろな駝鳥   高村光太郎
何が面白くて駝鳥を飼ふのだ。
動物園の四坪半のぬかるみの中では、
足が大股過ぎるぢゃないか。
頚があんまり長過ぎるぢゃないか。
雪の降る国にこれでは羽がぼろぼろ過ぎるぢゃないか。
腹がへるから堅パンも食ふだらうが、
駝鳥の眼は遠くばかりを見てゐるぢゃないか。
身も世もないように燃えてゐるぢゃないか。
瑠璃色の風が今にも吹いてくるのを待ちかまへて
ゐるぢゃないか。
あの小さな素朴な顔が無辺大の夢で逆まいて
ゐるぢゃないか。
これはもう駝鳥ぢゃないぢゃないか。
人間よ、
もう止せ、こんな事は。

もう一つもかなりショックな記事。
二つ目の掲載ページはこちら。

ソウルのキムチは中国産
          =半数の料理店で使用-韓国
【ソウル26日時事】韓国農林省は26日までに、ソウル首都圏の
韓国料理店を対象にした調査の結果、約半数の料理店で出されて
いるキムチが中国産だったことを明らかにした。
韓国の国民食であるキムチが中国産に「侵食」されている実態が
浮き彫りになった。
調査対象となったソウルや首都圏の京畿道にある韓国料理店
約7万9300店のうち、3万9600店が中国産キムチを使用。
ソウル市内では約60%の料理店が中国産を出しているという。 

                         (時事通信) - 9月26日7時0分更新

う~ん。やっぱ安さには勝てないのか?
ソウルの60%の食堂が中国産キムチ?!
私が好きな店はそうでないと信じたいが・・・。
まあ、美味しければいいんだけど、でも本場がこんなんじゃ~ちょっと
寂しい気もする。これで運動が盛り上がって「自家製キムチ出してます」
みたいな店が増えることを期待。

-毎日のこと

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