2006/10/01 日
私の記憶の中の韓国生活はまだ色あせていないんだけど、もう帰国して6年目
だから驚いちゃう。
日本語を教えている中で印象的な学生はたくさんいて、連絡を取りたいと
思うこともあるけど、いまや、連絡取れる人はほとんどいない。
あの当時、パソコンもメールも使い始めたばかりで、メールアドレスのやりとり
などしていなかったものだから。心の中で「元気かな?」「何やってるかな?」
って思うことしかできない。
3年間で一体何人の韓国人に日本語を教えたのだろう。
学院や大学もあわせて、多分300人以上じゃないかなあ。
もう一度会えるものなら、会いたい人がたくさんいる。
実は、今後、韓国絵本に関する仕事がすすみそうなのだけど、過去に日本語を
教えていた人で、児童文学を研究していた方がいる。韓国の絵本のことや
日韓の絵本業界の関係などいろいろ教えてもらった記憶がある。
当時、いただいていた名刺を探したが見つからず、その方からいただいた
ノートだけ見つかった。連絡が取りたくて、そのノートにメモしてあった
お名前をたよりにインターネットで検索していたら連絡手段を見つけた。
カフェといわれる関心のある話題に関心のある人が集まって互いに
コミュニケーションをするネット上のコミュニティが韓国にはいろいろ存在
するのだけど、それを運営しているという情報を見つけ、そのカフェの会員
に私も登録して、メッセージを残した。
「6,7年前に日本語講師をしていたものです・・・(後略)」って。
そしたら、会員同士が送れるメッセージで、その方から連絡が来た。
どうやら、私のことを思い出してくれたみたい。あの頃がいい思い出として
残っているとも書いてくださっていた。
すごく嬉しいかった。
私もすぐに近況を報告したところ、知り合いの絵本作家や絵本画家や出版社も
紹介することができると・・・。
人の縁ってスゴイ。
そして、本当にありがたい。
もう7、8年前だけど
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