「ハルハル(하루하루)」とは韓国語で「一日一日」という意味です。日々の生活や思ったことを綴ります。

ハルハル日記

観劇・映画・落語・・・

白クマになりたかった子ども

投稿日:

2007/04/06 金
何気なくつけたケーブルテレビで「白クマになりたかった子ども」という
アニメーションをやっていた。
フランス・デンマークの共同制作らしいが、シンプルな絵と音楽にひきこまれ
いつのまにか最後まで観てしまった。
イヌイットの伝説を元につくられた作品だそうだが、観終わった後、なんとも
言いがたい思いが残る映画だった。
でも、全体的にいい映画だと思う。ただテーマがとても大きくて重い。
背景のオーロラとか雪の中のお花畑とかもきれいだった。
白クマになりたかった子ども公式サイト
ストーリーは・・・(以下:ネタばれです)


こどもが死産で悲しむ母クマのために、父クマがイヌイットの赤ちゃんを
さらってくる。
やがて母クマは愛情一杯に彼を育てて、彼も自分がクマだと疑わない。
一方、こどもをさらわれたイヌイットの両親は血眼で彼を探し回り、ある日
とうとう彼らの居場所を見つけ出す。
母クマを殺し家につれて帰るのだが、クマ語しか話せず人間社会になじむ
ことができない息子。
彼は逃げ出し山の精霊に会いに行き、クマになる方法を教えてもらう。
その厳しい三つの試練を乗り越えて、クマになれた息子だが・・・・。
たまたまそばに居合わせた父親に殺されてしまう。
殺したオスのクマが見る見るうちに人間の姿に戻り、自分の息子だということに
気付く父親。泣きながらつれて帰ると息を吹き返すものの、結局は人間の
親を捨ててクマとして生きることを選択する息子・・・。
いろいろ考えさせられるアニメ。

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