「ハルハル(하루하루)」とは韓国語で「一日一日」という意味です。日々の生活や思ったことを綴ります。

ハルハル日記

子供のいる生活

5歳の次男が頭を打った日の話

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最近、とても肝を冷やす出来事がありました。
5歳の次男が習い事のサッカーから帰ってきて開口一番言いました。
「すってんころりんして頭を打ったんだよ」と。
子供が頭を打つことはよくあるといえばよくあること。
このときは全然心配していませんでした。
「どのへん?」って聞くと「ここ」と後頭部を指さします。
触ってみるとたんこぶができているような?
「大丈夫」と判断して私はその場を離れました。

すると少しして子供におやつを与えていた主人が来て、次男が
頭が痛いといって顔色が悪くなっておやつも食べない。と
言うので、心配になり、次男のそばへ行きました。

血の気がなく、顔をしかめて頭が痛いといいます。
幼稚園で何かもらってきた?そう思って熱を測ってみましたが平熱です。

しばらく氷枕で後頭部を冷やして私の膝枕で横になっていました。

突然、気持ち悪い…といったかと思うと嘔吐しました。
慌てて両手で受け止める私。
もちろんすべては受け止めきれませんでしたが…。

幼稚園でノロウィルスとかもらってきた?
まだ、私はそっちの方を疑っていました。

吐き終わった次男はうとうとしています。
これって…危ないやつじゃない?

行きつけの小児科の先生に電話をして様子を話してみると、1回くらい
吐いてそれだけなら大丈夫だけど、何度も吐いたり、意識がないようだと
危ないので脳神経外科がある病院か小児救急に行った方がいいと
教えてもらいました。

うとうとまどろんでいる次男に大きな声で呼びかけるとすごく眠そうだけど
一応返事はあります。
意識混濁とまではいかなさそう。
でも、心配。

しばらくうとうと横になっていましたが、また気持ち悪いといい、
もう一度吐きました。
そして、またうとうと…。

これは、もう病院だ!

そう判断して、近くの小児救急に連れて行きました。

ずいぶん待たされて診察してもらいましたが、診察室でまた嘔吐。

先生曰く、典型的な脳しんとうの症状だそうです。
でも、具合は悪そうだけど問診の際の受け答えはできるし、脳神経外科的な
テストでは異常は認められない。

すぐに入院して病院で様子見る必要はないし、CTスキャンとかで
無駄に被曝しない方がいいということで痛み止めだけもらって帰宅しました。

頭を強く打った場合、気をつけなければならないのは受傷から6時間だそうです。
何度も吐いたり、意識混濁したり、しゃべれないなど、いつもと違う症状が
出たらすぐに病院へ連れて行った方がいいです。
家で様子を見る場合も6時間は寝かせないで、うとうとしてても刺激を
与えて起こして意識がもうろうとしていないか確認した方がいいそうです。

そして、次は24時間安静に。
1度目で強い吐き気などの症状が出る子の場合は2度目に頭を打ったりすると
危ないというか、またひどい症状が出るみたいなので、24時間は安静に
ぶつけるようなことをしないことと、脳を使いすぎないことが大切。
テレビを見続けたり、小さい字を読んだりもしないで、ぼーっと過ごすのが
いいそうです。

たいてい小さい子が脳しんとうを起こした場合は翌日にはけろっとしている
ことが多いと先生に聞きましたが、戦いごっこが好きな男の子のこと…。
翌日は幼稚園を休ませました。幼稚園にも事情を説明してお友達に遊びでも
頭をぶたないでほしいと言ってもらうようお願いしておきました。

そして1週間はあまり激しい運動はさせない方がいいと先生に言われたので、
翌週のサッカーも休ませることにしました。

幸いなことに翌日以降、気分が悪くなったり、吐いたりすることなく、
元気に過ごし、もりもりご飯を食べています。

頭の打ちどころが悪かったり、強く打ちすぎると大ごとになるんだなと
実感しました。これまでは運がよかったのね、と。

ほんと、恐ろしい一日でした。

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