「ハルハル(하루하루)」とは韓国語で「一日一日」という意味です。日々の生活や思ったことを綴ります。

ハルハル日記

江戸ソバリエ

蕎麦三昧の一日

投稿日:

2004/09/11 土
朝、岩国の祖母からの電話で目が覚めた。
祖母としばらく話をして、暖かい紅茶を入れて朝ごはんを食べながら・・・さあ、明日の
試験本番のために気合入れて勉強するかっ!と思っていたところに、H姉からメール。
「今どこ?」
早速返信「今家だよ。テストは明日。」
試験の後でH姉のうちに寄って晩御飯食べる約束をしていたから、てっきり試験が今日だと
勘違いしてメールをしてきたのかと思った。
ところがどっこい!
勘違いしていたのは私のほうだった。すぐにH姉から電話がかかってきた。
なんとすっかり忘れていたが、今日は江戸ソバリエの最終講義の日だった(>_<)ヤバッ!
もう10時半だけど、講義も10時半からだった・・・試験にとらわれるあまり・・・。
結局、会場に着いたのは12時、最初の講義が終わり質疑応答の時間になってからだった。
せっかく神田のまつやのご主人のお話だったのになあ~聞きたかった講義だったので残念。
昼はそろそろ蕎麦の舌学(つまりは食べ歩いて評価)をやらなくちゃまずいということで
ぐるなびで麹町にある蕎麦屋を検索。新しく「椎葉」という店がオープンしたようだった
ので行ってみることにした。
「椎葉」は宮崎の椎葉村のそば粉を使っているとかで、こぎれいでなかなかよさそうだった。
ただ土曜日だったからか他の客が居なかったのが不安だった。
実際はつゆも麺も器もサービスもよかった。なんかメモして写真を撮っていたら
店長さんのような人が気を使って「お口に合いましたでしょうか?」なんて声をかけて
来たのでおもしろかった。メモ取りながら蕎麦食べる客って店の人にしたら脅威だよね。
ま、「椎葉」さん、ご安心を。とっても美味しかったので私は満足よ。
そして午後の講義は「薬味について」
葱や大根おろし、わさびなどの効用や役割などについてのお話だったのだが、結構難しい
専門的な話が多かったので少々眠くなった。まあ大根も昔は毒消しと消化剤の意味で
一緒に食べられていたらしいっていう話とわさびも葱も適量食べないと意味はないって
いうお話が印象に残った。
そして最後の講義が一番面白かった講義。「蕎麦と日本酒について」
私は普段から日本酒党だけど、ちゃんと日本酒について勉強したことはない。
酔った友達から薀蓄をたくさん聞かされ、説明されるけど、たいてい次の日には忘れている。
だから雑誌のサライとかに執筆している日本酒の専門家の鈴木さんのお話は面白くて
ためになる話ばかりだった。もっともっと話を聞きたかったのにあっという間に1時間半過ぎた。
全ての講義が終わってからまた蕎麦を食べに行った。(実は昨日の昼も蕎麦)
荻窪にある「本むら庵 荻窪本店」で「柚子蕎麦」と「せいろ蕎麦」と「玉子焼き」を食べた。
窓から庭が見え、雰囲気もいい店だったし、何より自家製粉、石臼で挽いているというだけ
あって麺につぶつぶが見える。美味しかった。蕎麦のはしごっていうのも違いや特徴が
わかりやすいので楽しいかも。
次はどこ行こうか・・・。

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