いきなり電話

2007/04/19　木
夕方、いきなり携帯電話がなった。
着信を見ると、韓国から。でも誰かはわからない。
とりあえず出ると、男の声。
「○○○？元気？俺」
えっと・・・誰ですかね？
多分この声はＪＷなんだけど、間違っちゃ失礼だから、簡単には言えない。
「えっと・・・うんと・・・」
時間稼ぎするから、その間に名乗れ！と思っていると、
「俺誰かわかんない？ひどいな～、俺の声忘れた？」
いや、多分ＪＷだと思うんだけどね、確信がもてないだけよ。
それに、韓国人の特に男！電話かけてきて名乗らないやつ多いんだから。
みんなオレ、オレ言うし。(´・ω・`)（マサカ、オレオレ詐欺ですか？）
いやいや、まっ、そんなわけはないが・・・。
もう開き直って知ってるフリをやめて、恥をしのんで言う。
「誰？」
「え～、わかんないの？ひどいな～。3年前新宿で飲んだじゃん」
あ、やっぱそうですか。ＪＷですね。
「ＪＷ？」と恐る恐る言うと、
「ひどいなー、名前思い出すのに5分もかかったじゃん」だって(´・ω・`)。
つぅ～か、名乗ってくれ～ ＿|￣|○
毎日、声聞いている彼氏ならまだしも、年に数回かけてくるか来ないかの人に
ひどいな～っていわれるのはたまらんヨ。そのたびにドキドキするじゃない。
ＪＷは釜山出身でうちの大学の留学生だった。
卒業して軍隊に行って、戻ってきて今は結婚もして二児の父だ。
日本にもしょっちゅう出張で来ているみたい。
あの頃はよかったなあ。
私が二十歳だった頃。
年上の韓国人留学生たちにずいぶんかわいがってもらった。
そして、いまだに、思い出してくれて、年に数回、誰かが電話をくれる。
そして、部屋余ってるからうちに泊まってもいいから、韓国に遊びに来いと
言ってくれる。本当に嬉しいこと。
韓国に戻り活躍している元留学生たちの近況が聞けるのも嬉しい。
みんな日本語は相変わらず流暢で仕事にも活かしているみたい。
私がこんなに韓国語うまくなったとは、みんな知らないだろうな。
いつだって私たちの会話は日本語だったから。
いつか、みんなに会った時は、是非韓国語でしゃべってみたいな。