「ハルハル(하루하루)」とは韓国語で「一日一日」という意味です。日々の生活や思ったことを綴ります。

ハルハル日記

江戸ソバリエ

手学・・・蕎麦打ち

投稿日:

2004/08/27 土
午後から江戸ソバリエ講習会の手学の日。
手学・・・すなわち、蕎麦打ちを体験するのだ。
・・・といっても私はすでに蕎麦打ち熟練者経験者なので、今日の講師すなわち私の
蕎麦打ちの師匠に会えるのを楽しみにしていた。
一時期、師匠と友達と一緒に話題の蕎麦屋に食べに行ったりしていたのに、ある時奥様にばれて
キャバクラに行ってると誤解され謹慎だったらしいので最近はあまり誘っていなかった。
(やましいことじゃないんだから、弟子と蕎麦研究に行くって言えばいいのに、組合の会合
 だとか言って、師匠ったら・・・)
ま、とにかく久々のご対面。
師匠はふざけて一生懸命面白いこと言っているのに、周りの反応薄っ。師匠かわいそ。
私一人でにやにやしてしまった。受講生はだいたいお年のおじ様が多いのだけど、みんな
蕎麦の自称プロなので、こだわりがありすぎて少し怖い。私もあんな風になるのかなあ。
一人300gで蕎麦を打つ。私もここ数ヶ月は麺棒握ってないからなあ。しかも師匠が傍でじっと
見てるから緊張する。でもここは頑張らねばね。師匠の名にかけても。
水加減が一番心配なんだけど、完璧にできた。(褒められた)
真円を作る時に少し形が崩れた。(ま、ごまかせる程度)
師匠が私のことを「プロだから」とか「弟子だから」とか「開店準備してるんだ」とか
口からでまかせ宣伝しまくってるので、すごく恥ずかしかった。そんなことないですって
否定しながら打ってるのに蕎麦おたくのおじ様たちは感心したように見ていく。
こんなことなら家で予習してくればよかった・・・。
伸ばすのがあまり自信ない。薄さの目安がいまいちわからないのだ。
でも今日は師匠が傍で見ててくれるので、指示をしてくれた。
ようやく畳んで、次は切る。
トントントントン・・・いつのまにかリズミカルに切れるようになった。そして細い。
これはよく覚えているけど、テレビチャンピオン蕎麦打ち選手権の3連続チャンピオンの
「松翁」のご主人の小野寺さんから教わった。
2001年かな、蕎麦打ち講座も終盤に差し掛かった頃、師匠が友達の「松翁」さんにみんなで
行こうと誘ってくれて、講座が終わってからどどっと行った。かわいがられていた私は師匠に
打ち場で打たせてもらって来いと言われた。
正直戸惑った。私はずぶの素人。職人の聖域ともいえる打ち場に入っていいものか。
ご迷惑ではないだろうか。
でも、ご主人は快諾してくれた。師匠とは少し違うけど一から打ち方を教えてくれた。
蕎麦切りもその時までは怖くてトスントスンとゆっくり確かめながら包丁を下ろしていたの
だけど、ご主人が「こうやるんだよ」とお手本を目の前で見せてくれたのを見て開眼。
本当に目からうろこって感じで突然わかってしまったのだ。
それ以来、切りには少し自信あり^^
今回もなかなかの出来。師匠にも「切るのは完璧だな、マスターしたな」って言われた!
褒められると素直に嬉しい。やっぱ蕎麦屋になろうかな・・・って思っちゃう。
(褒められるとすっごい成長する超単純な人・・・)
出来た蕎麦は持って帰っても、一緒に食べる人いないし、冷蔵庫で腐るのを何度も見ている
のでここで全部ゆでて食べて帰ることにした。まずは3束。
「先生のお弟子さんの食べたいわ」っていう奇特な方がいたので、3人で試食。
「さっき砂場で食べたけど、あそこのよか美味しいや」
「美味しいわね~、ほんとに」
おふたかた、大絶賛。(*^_^*)砂場さんすみません。やっぱり砂場さんの方が
美味しいと思いますので本気で訴えたりしないでくださいまし。
そして、残り6束。全て順々にゆでてもらって師匠とH姉と3人で実食。師匠も美味いと言って
くれたので満足。蕎麦湯で〆てご馳走様。
その後、師匠とH姉と3人で駅前でコーヒーを飲みながら雑談。師匠の約束がなければ一緒に
蕎麦を食べに行けたのになあ。残念。
しばらく会わない間に師匠はバラエティー番組に進出していたらしい。師匠がプロ相手に
どんなお笑いを展開しているのか是非見てみたい・・・。
今度築地ツアーを行うことを約束して解散。っていうか師匠話に夢中で次の待ち合わせ時間
15分も過ぎてるけど大丈夫っすか?

-江戸ソバリエ

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